いろいろな試算を少し本格的にやってみる。

気の向くまま、いろいろな試算をします。(ゆる~くではなくなってきたのでタイトルを変えました) 基本的にスポーツは何でも見ます。競技によっては人並み以上に知識もあります。 少しでも需要があればいいかなと思いますので、批判も含めたご意見・ご感想をお待ちしています。

2018ウィンブルドンシード考察(2018/6/20)クイーンズ、ハレ1R終了時

おはようございます。

昨夜のサッカー日本代表勝利の興奮冷めやらない中ですが、こちらも熱いウィンブルドンのシード争いです。

クイーンズ、ハレの1Rが1試合(シードにかかわらない選手同士)を除いて終了しましたが、なかなかの波乱が起きています。

それでは最新の状況を確認してみましょう。

現在勝ち残っている選手は太字で、黒以外の同じ色は対戦相手を示しています。

Race to Wimbledon 2018/6/20
rank Seed No. name 6/20point 17-18 16-17 芝ポイント min
1 2 ナダル 8770 180 0 8950 0
2 1 フェデラー 8465 2295 540 11300 0
3 3 A.ズベレフ 5755 180 225 6160 90
4 5 デルポトロ 5080 45 67.5 5192.5 45
5 6 ディミトロフ 4780 225 135 5140 90
6 4 チリッチ 4605 1245 270 6120 0
7 7 ティーム 3835 225 33.75 4093.75 90
8 8 アンダーソン 3635 200 33.75 3868.75 45
9 10 ゴファン 3110 0 135 3245 180
10 9 イスナー 3070 340 67.5 3477.5 45
11 14 シュワルツマン 2435 10 7.5 2452.5 45
12 20 カレノブスタ 2145 0 7.5 2152.5 0
13 18 ソック 2110 45 67.5 2222.5 20
14 11 クエリー 2085 765 270 3120 0
15 16 バウティスタアグ 2030 225 67.5 2322.5 90
16 19 フォニーニ 2030 90 33.75 2153.75 90
17 21 エドムンド 1950 90 7.5 2047.5 45
18 17 プイユ 1835 135 270 2240 10
19 22 キリオス 1720 145 135 2000 0
20 15 ジョコビッチ 1710 655 67.5 2432.5 0
21 26 チョン 1685 0 0 1685 45
22 12 ベルディヒ 1625 765 540 2930 0
23 27 コールシュライバー 1575 55 33.75 1663.75 0
24 28 シャポパロフ 1553 0 48.75 1601.75 10
25 24 マナリノ 1535 375 33.75 1943.75 45
26 25 錦織 1530 135 135 1800 0
27 30 クライノビッチ 1489 0 0 1489 15
28 23 ガスケ 1465 350 135 1950 90
29 29 ジュムール 1460 45 33.75 1538.75 45
30 31 チェッキナート 1453 10 0 1463 29
31 13 ラオニッチ 1450 555 900 2905 20
32 32 ベルダスコ 1305 100 15 1420 20
33   コリッチ 1290 55 7.5 1352.5 10
34   ルブレフ 1281 70 67.5 1418.5 0
35   チチパス 1254 125 0 1379 45
36   マイヤー 1227 45 7.5 1279.5 12
37   ラモスビノラス 1170 90 67.5 1327.5 45
38   フェレール 1155 90 33.75 1278.75 0
39   ゴヨブチク 1153 160 24 1337 20
40   モンフィス 1130 240 7.5 1377.5 0

この表中ではA.ズベレフ、アンダーソン、ゴファン、ソック、プイユ、ベルディヒ、シャポパロフ、ガスケ、ジュムール、ベルダスコが初戦敗退となりました。

 

第1シードフェデラー、第2シードナダルはもちろん動かず。

A.ズベレフが敗れたことでチリッチは次戦(ミュラー)勝てば第3シードです。(負ければ第4シードで、ズベレフが第3シード)に

アンダーソンは敗れましたが、ゴファンも敗れたため、5~8シードはデルポトロ、ディミトロフ、ティーム、アンダーソンでほぼ確定です。(クエリー優勝時のみクエリーが第8シード)

9~12シードはイスナー、ゴファン、クエリーの3人が堅そうで、ベルディヒが敗れたため、ラオニッチは次に勝てば残りの1人になれそうです。

13~16シードはソック、プイユが敗れたことでラオニッチ(orベルディヒ)、シュワルツマン、ジョコビッチ、アグの4人で決まりそうです。(誰だよ、プイユ有力とか言ったやつ。。)

17~24シードはガスケが敗れたため、錦織はSFまで上がれば24シード以内に入ることが確定的となりました。

錦織が入っているハレのボトムハーフでは、シードのガスケとA.ズベレフが初戦敗退しており、SFどころかFまで見通せるドローになってきました。

焦点は今日の2Rカチャノフ戦になりそうです。

そして32シード争いですが、ベルダスコが敗れたため、コリッチは次戦(対戦相手未定)勝てばシード圏内に入ってきます。

コリッチは初戦でA.ズベレフを破っており、勝つ可能性は高そうです。

またベルダスコは迷惑ノーシードとして放たれてしまうのでしょうか。。。

また、プイユに勝ったチチパス、アンダーソンに勝ったマイヤーにもまだ可能性があります。

3人ともシード選手を破って勢いがあるため、最後の1枚の切符をだれがつかむのか、まだまだ分かりません。

 

ということで、上位はほぼ決まってしまいましたが、下位はまだまだ予断を許さない状況が続きそうです。

クイーンズで4人、ハレで3人とシードダウンが相次ぐ荒れた展開で、下位選手にもまだまだチャンスがありそうだからです。

果たして、勝利をつかむのはいったい誰になるのでしょうか。