いろいろな試算を少し本格的にやってみる。

気の向くまま、いろいろな試算をします。(ゆる~くではなくなってきたのでタイトルを変えました) 基本的にスポーツは何でも見ます。競技によっては人並み以上に知識もあります。 少しでも需要があればいいかなと思いますので、批判も含めたご意見・ご感想をお待ちしています。

2018ウィンブルドンシード確定版(2018/6/25)

すみません、月曜日と予告しながら1日遅くなってしまいました。

では早速見ていきたいと思います。

Race to Wimbledon 2018/6/25
rank Seed No. name 6/25point 17-18 16-17 芝ポイント min
1 1 フェデラー 8720 2550 540 11810 0
2 2 ナダル 8770 180 0 8950 0
3 3 チリッチ 5060 1700 270 7030 0
4 4 A.ズベレフ 5755 180 225 6160 90
5 5 デルポトロ 5080 45 67.5 5192.5 45
6 6 ディミトロフ 4780 225 135 5140 90
7 7 ティーム 3835 225 33.75 4093.75 90
8 8 アンダーソン 3635 200 33.75 3868.75 45
9 9 イスナー 3070 340 67.5 3477.5 45
10 10 ゴファン 3110 0 135 3245 180
11 11 クエリー 2130 810 270 3210 0
12 12 ジョコビッチ 1965 910 67.5 2942.5 0
13   ベルディヒ 1625 765 540 2930 0
14 13 ラオニッチ 1430 555 900 2885 20
15 14 バウティスタアグ 2120 360 67.5 2547.5 90
16 15 シュワルツマン 2435 10 7.5 2452.5 45
17 16 キリオス 1855 280 135 2270 0
18 17 コリッチ 1745 510 7.5 2262.5 10
19 18 プイユ 1835 135 270 2240 10
20 19 ソック 2110 45 67.5 2222.5 20
21 20 フォニーニ 2030 90 33.75 2153.75 90
22 21 カレノブスタ 2145 0 7.5 2152.5 0
23 22 エドムンド 1950 90 7.5 2047.5 45
24 23 マナリノ 1580 420 33.75 2033.75 90
25 24 ガスケ 1465 350 135 1950 90
26 25 錦織 1530 135 135 1800 0
27 26 チョン 1685 0 0 1685 45
28 27 コールシュライバー 1575 55 33.75 1663.75 0
29 28 シャポパロフ 1553 0 48.75 1601.75 10
30 29 ジュムール 1460 45 33.75 1538.75 45
31 30 クライノビッチ 1489 0 0 1489 15
32 31 チェッキナート 1453 10 0 1463 29
33   カチャノフ 1130 180 135 1445 45
34   ジョンソン 1110 135 187.5 1432.5 45
35 32 ベルダスコ 1305 100 15 1420 20
36   ルブレフ 1281 70 67.5 1418.5 0
37   チチパス 1254 125 0 1379 45
38   モンフィス 1130 240 7.5 1377.5 0
39   ゴヨブチク 1153 160 24 1337 20
40   ラモスビノラス 1170 90 67.5 1327.5 45
41   マイヤー 1227 45 7.5 1279.5 12
42   フェレール 1155 90 33.75 1278.75 0

 

ベルディヒが膝の負傷を理由に欠場を表明しているため、結果的にベルダスコまでがシードを獲得するという結果となりました。

もし、この後シード選手で欠場が出た場合は、ルブレフ⇒チチパス⇒マイヤー⇒ラモスビノラスの順でシードが与えられていきます。

 

では、各シード帯を見ていきます。(力関係の私見も)

 

1~4シード フェデラーナダル、チリッチ、A.ズベレフ

連覇を狙う芝の王者が定位置のNo.1シードに戻ってきました。

 ハレでは2週連続優勝は成らなかったものの、優勝候補筆頭であることは疑いようがありません。

対抗馬の筆頭と言えるのがチリッチ。

クイーンズではジョコビッチを破って6年ぶりの優勝を果たしました。

昨年のウィンブルドンでも決勝まで勝ち上がっており、全米に続くGS2勝目を果たす可能性は十分あります。

ナダルは全仏で負ったケガの状況が不透明、A.ズベレフはハレで初戦敗退と不安を残しました。

フェデラー>チリッチ>>>>ズベレフ>ナダル

 

5~8シード デルポトロ、ディミトロフ、ティーム、アンダーソン

デルポトロは前哨戦に出ておらず、状態が不透明。

ディミトロフ、ティーム、アンダーソンは揃って前哨戦で早期敗退に終わっており、評価が難しい。

ディミトロフ≧デルポトロ>ティーム>アンダーソン

 

9~12シード イスナー、ゴファン、クエリー、ジョコビッチ

5~8シードと遜色ないメンバーと言える。

中でもジョコビッチはクイーンズで準優勝と上位シードにとって大きな脅威となりそう。

前哨戦に出ていないとはいえ、芝で3勝しているイスナーも侮れず、昨年のウィンブルドンSFのクエリーも強い。

ゴファンは芝が苦手で、クイーンズでも初戦敗退に終わっている。

ジョコビッチ>>クエリー≧イスナー>>ゴファン

 

13~16シード ラオニッチ、アグ、シュワルツマン、キリオス

ここも強力なメンバーが揃う。

復活を果たしたラオニッチ、共に先週SFに入ったアグとキリオス。

アグは負傷棄権になってしまったため、状態が心配だが出られればミスター4Rを卒業できるかもしれない。

シュワルツマンは芝を苦手としている。

キリオス≧ラオニッチ>アグ>>>シュワルツマン

 

17~24シード コリッチ、プイユ、ソック、フォニーニ、カレノブスタ、エドムンド、マナリノ、ガスケ

ハレで500初優勝を果たしたコリッチがなんと17シードまで一気にジャンプアップ。

3Rで当たる9~16シード帯の選手にとっては大きな脅威となるでしょう。

スヘルトーヘンボスで優勝しているガスケ、芝で実績のあるマナリノの2人も力があります。

逆にソックはイーストボーンの予選に緊急参戦して初戦敗退するなど、かなり深刻。

前哨戦に出ていないフォニーニやカレノブスタも状態が不透明です。

コリッチ≧ガスケ>マナリノ>プイユ>エドムンド>>フォニーニ≧カレノブスタ>>>ソック

 

25~32シード 錦織、チョン、コールシュライバー、シャポパロフ、ジュムール、クライノビッチ、チェッキナート、ベルダスコ

3Rで1~8シードに当たる選手たちだが、そこで勝てるイメージを持てる選手があまりいない印象で、シードキープも怪しいかもしれない。

錦織>コールシュライバー≧ベルダスコ>チョン≧シャポパロフ>ジュムール≧クライノビッチ≧チェッキナート

 

ノーシードの中で注目したいのはマレー、杉田、シャルディー、ミュラー、カチャノフ、エブデン、モンフィス、セッピ、クドラあたり。

芝が得意or今期芝で好調な選手をピックアップしてみましたが、アップセットを起こしそうなにおいがプンプンするメンバーです。

 

ということで、いよいよ予選も始まったウィンブルドン

2003年から15年連続でBIG4のいずれかが優勝する(フェデラー8、ジョコビッチ3、マレー2、ナダル2)独占状態が続いていますが、その記録は伸びるのか、はたまた終止符が打たれるのか。

いよいよ、戦いの幕が上がります。