いろいろな試算を少し本格的にやってみる。

気の向くまま、いろいろな試算をします。(ゆる~くではなくなってきたのでタイトルを変えました) 基本的にスポーツは何でも見ます。競技によっては人並み以上に知識もあります。 少しでも需要があればいいかなと思いますので、批判も含めたご意見・ご感想をお待ちしています。

全ては真央ちゃんからだった~浅田選手引退に寄せて~

こんにちは、ch191です。

今回はもちろん、浅田選手の引退について。

2005年のGPファイナル

FSのくるみ割り人形は12年たった今でも鮮明に思い出されます。

高校生だった当時の私は、スポーツ観戦とクラシック音楽が好きで、フィギュアスケートを好きになる要素はすでに十分ありました。

しかし、本格的に見始めるきっかけを作ってくれたのは間違いなく浅田選手のあの演技でした。

その後も彼女は日本フィギュアスケートの歴史を塗り替え続けました。

史上最多となる4度のGPファイナル優勝。

女子では唯一となるGPシリーズ全大会優勝。

世界選手権でも日本女子最多3度の優勝。

その功績は、決して色あせることはありません。

ソチ五輪後も休養を経て、現役を続けたのは唯一の忘れ物を取りに行きたかったからではないでしょうか。

そう、オリンピックの金メダルです。

結果的に、金メダルは取ることができなかった。

しかし、バンクーバー五輪での3回のトリプルアクセル

ソチ五輪で見せてくれたエイトトリプル。

金メダルには縁がなかったかもしれないけれど、4年に1度の特別な舞台で見せてくれた演技は、今でも人々の記憶に深く刻まれています。

そして、そのDNAは確実に、今の日本女子の若い世代に受け継がれています。

浅田選手をあこがれと公言する三原選手は、先日の世界選手権でSP15位からFSで素晴らしい演技を見せて5位になりました。

ソチ五輪で順位を16位から6位に上げた浅田選手と同じく、FSで10人を抜いたのです。

FSの滑走時間も全く同じ、日本時間の午前1時41分だったとか。

何か運命じみたものを感じずにはいられませんでした。

さらに紀平選手は、日本女子としては浅田選手以来となるトリプルアクセルに成功しました。

公式戦でトリプルアクセルを決めた女子選手はいまだに7名で、うち4名が日本選手なのです。(伊藤みどり中野友加里浅田真央紀平梨花

これからも、日本女子のトリプルアクセルの歴史は、脈々と受け継がれることでしょう。

真央ちゃん、今まで本当にお疲れ様でした。

まずはゆっくり休んでください。

そして、たくさんの感動をありがとう。

これからのあなたの人生が素晴らしいものとなることを、心から祈っています。