2018GPシリーズ 女子シングルファイナル進出争い(5戦目終了時)
こんばんは、ch191です。
今回は残り1戦となったGPシリーズ女子シングルのGPファイナル進出争いを占っていきたいと思います。
開催ギリギリのタイミングになったことをお詫びいたします。
まずは現時点でのポイント表です。
宮原、トゥクタミシェワに加え、ザギトワがファイナル進出を決め、残る枠は3つ。
ではまず、現在自力進出を決められる選手の条件についてです。
紀平⇒4位以上
コンスタンティノワ⇒2位以上
メドベデワ、三原、テネル、パガニーニ⇒優勝
初戦2位だった山下が7位、初戦3位だったサモドゥロワが2位になったことで、1位4位の組み合わせでの24ポイントの選手は通過が確定となったため、紀平の自力条件は4位以上に、また初戦4位だった三原、テネル、パガニーニも優勝で自力通過の目が出ました。
では他力条件に移りますが、すでに24ポイント以上が5人いますので、22ポイント以下になるとほぼ可能性はないと言えます。
したがって、コンスタンティノワとメドベデワが24ポイントになるときのみを考えます。
①コンスタンティノワが3位の場合(計24ポイント)
坂本、サモドゥロワと同条件となるため、スコアも重要となります。
紀平⇒4位以上
メドベデワ⇒2位以上
三原⇒優勝
テネル⇒優勝
パガニーニ⇒優勝
以上の条件のうち
2人を上回れる213.76以上⇒2つ以下
サモドゥロワだけ上回る199.14以上213.75以下⇒1つ以下
2人とも上回れない199.13以下⇒すべて不成立でファイナル進出となります。
下3つが厳しく、紀平の条件はほぼ成立すると考えると、199.14が最低ラインで、メドベデワに勝てるかどうかが焦点となりそうです。
②メドベデワが2位の場合(計24ポイント)
これも坂本、サモドゥロワと同条件となるため、スコアも重要となります。
ただし、コンスタンティノワと違い、213.42以上を出せば自力でファイナルが確定します。
紀平⇒4位以上
コンスタンティノワ⇒優勝
三原⇒優勝
テネル⇒優勝
パガニーニ⇒優勝
以上の条件のうち
サモドゥロワだけ上回る198.80以上213.41以下⇒1つ以下
2人とも上回れない198.79.以下⇒すべて不成立でファイナル進出となります。
つまり、198.80以上を出し、下4人以外が優勝すればいいというわけです。
あとは坂本の条件ですが、以下の条件のうち成立が2つ以下です。
紀平⇒4位以上
コンスタンティノワ⇒3位213.76以上
メドベデワ⇒2位213.42以上
三原⇒優勝
テネル⇒優勝
パガニーニ⇒優勝
可能性は90%以上と言えます。
コンスタンティノワとメドベデワはスコアの条件がかなり厳しいからです。
実質メドベデワ、三原、テネル、パガニーニのいずれかが優勝し、コンスタンティノワが2位に入り、紀平が4位以上になるパターン以外は大丈夫です。
誰がファイナルに進出するかはまだ分かりませんが、かなりの確率で日本勢3人、ロシア勢3人という構成になることが予想されます。
個人的には、残り3人は紀平、メドベデワ、坂本になるかなと思っています。
全てが決まるフランス大会、もう間もなく開幕です!