先週の2大会と各種ランキング(2017/4/17)
こんにちは、ch191です。
遅くなりましたが、今回は先週の振り返りと、4/17付の各種ランキングについて。
ではまずは先週の大会を振り返りたいと思います。
先週は250が2大会行われました。
250 マラケシュ(1 ディミトロフ、2 ラモスビノラス、3 コールシュライバー、4 M.ズベレフ)
W コリッチ
F コールシュライバー
SF ペール、ベセリ
クレーシーズンの開幕戦で、20歳のコリッチが、3度目のツアー決勝で初タイトルを飾りました。
彼の名が世界に知れ渡ったのは3年前のバーゼルで、若干17歳にして当時3位のナダルをストレートで破ったことでした。
その翌年にはマレーも破り、一気に33位までランキングを上げましたが、このところは少し壁にぶつかっているような印象がありました。
コート別ではクレー勝率が最も高いので、この優勝を自信にして、今後のクレーシーズンでも活躍に期待です。
コールシュライバーは5本のMPを生かせず準優勝。
しかし、今年はまだ初戦敗退がなく、ランキングは30位前後を維持し続けています。
過去7勝中5勝を挙げている得意のクレーで、今年もツアー優勝を飾れるでしょうか。
250 ヒューストン(1ソック、2イスナー、3クエリー、4ジョンソン)
W ジョンソン
F ベルッチ
SF ソック、エスコビド
ジョンソンが地元で昨年以来のツアー2勝目を飾りました。
クレーでは初タイトルとなります。
SF、決勝とタフな試合を乗り越えての優勝なので、喜びもひとしおでしょう。
一方、準優勝のベルッチですが、地元アメリカ勢が上位シードを占める中、クレーコーターとして存在感を見せました。
リオで錦織を破ったことは記憶に新しいところですが、南米クレーシーズンではそこまで目立った成績を残せていませんでした。
良いスタートを切った欧米クレーシーズンではどうなるでしょうか。
そしてSFに入った地元アメリカの20歳、エスコビドが今大会最大のサプライズだったといえるでしょう。
昨年チャレンジャーで2勝を挙げて一気にランキングを上げ、今年はツアーレベルの大会に予選を突破して本戦入りするなどして、2週間前には初めてTop100に入ってきていました。
ツアー本戦で初めて2勝を挙げ、迎えたQFでは第2シードのイスナーを、35本のエースを浴びながらオールタイブレークのフルセットで破りました。
今後の活躍が楽しみです。
それでは4/17付のエントリーランキングです。
モンテカルロ失効の関係で錦織が5位に浮上しました。
ナダルはバルセロナ優勝の失効も控えるため、ランキングの上では少し踏ん張りどころ。
ソックはまたCHを更新して14位に。
逆にモンフィスは16位にまで落ちてしまいました。
優勝のジョンソンが25位まで上げ、準優勝のコールシュライバーはTop30復帰です。
31位以下では優勝のコリッチが30人を抜いてTop50に復帰。
SFのエスコビドはCHとなる73位にまで上がりました。
次にレースランキングです。
やはり優勝のジョンソン、準優勝のコールシュライバーのジャンプアップが目立ちます。
ちなみに優勝のコリッチは59人抜きで32位です。
では最後に、Race to Milanです。
優勝のコリッチがズベレフと130pt差の2位に浮上。
SFのエスコビドも4位に浮上です。
ボーダーライン付近はまだまだ混戦模様です。
さて、今週はモンテカルロMSが開催中です。
ここまでシード勢は比較的安定して勝ち上がっていますが、ここからが本当の勝負。
絶好調フェデラーが不在の中、大きな1000ptを勝ち取るのは果たして誰になるのでしょうか。