松山英樹 2015年開幕戦惜しくも3位・・・だが
こんばんは、ch191です。
今までずっとフィギュアについて書いてきましたが、大きな国際大会が少し先であることもあり、気分転換も兼ねて(?)今日はゴルフについてです。
タイトルの通り、松山英樹選手について。
プレーを生中継で見たのは最終日だけでしたが、安定感が増してきたなと思いました。
プレーの安定感はもちろん、精神面でも安定しているように感じました。
昨シーズンは、思ったようなプレーができなかったとき、苛立ちを露わにする場面が少なくなかったように思いますが、今シーズンに入り、そういったプレーが出ても気持ちの切り替えができ、心の余裕が持てているように感じました。
だから一つミスが出てもそれが大ケガにつながらない。
その証拠に、今大会中、ボギーをたたいたのは72ホール中わずかに3ホール。
それも、2日目3日目は、ともに1番でボギーをたたくも、その後8バーディーを奪うという圧巻のプレーでした。
今大会、現代自動車チャンピオンズは、前年度のツアー優勝者のみ出場が許される、まさにチャンピオンの中のチャンピオンを決める大会。
もちろん、マキロイ、ステンソン、スコットの世界ランク上位3人が欠場してフルメンバーではないことは事実だが、出ているメンバーのレベルはかなり高い。
その中で3位というのは大きな価値があると言っていいでしょう。
そしてもう一つ評価できるのは、後半パットが入らず、我慢の展開を強いられた中で、崩れることなく、最後までボギーを叩かなかったことです。
特に短いパー4である14番ではピンが手前で、バンカー越えの難しい2打目をバンカーに入れてしまうも、3打目も難しいバンカーショットでしたが、あわやチップインかというリカバリーでパーをセーブしました。
この時点で首位と3打差。
ここでボギーをたたくと4打差となり、完全に優勝戦線から脱落するというところで踏みとどまりました。
それを見た首位のウォーカーはここまでノーボギーでしたが、必要以上に慎重になってしまい、短いパーパットを外します。
このホールで2打差となったことで、最終ホールまで優勝の可能性を残す結果となりました。
もちろん、チャンスがありながら優勝できなかったということで、本人は悔しい思いでいっぱいでしょう。
しかし、こういったゴルフができるのであれば、ツアー2勝目は時間の問題だなと思いました。
今回の結果を見るまでもなく、松山は世界のトップクラスの選手たちと対等に渡り合える力をつけているのは疑いようもない事実です。
足りないのは経験だけです。
今回の優勝争い、それも強豪が集まる大会で、最終日最終組でプレーできたことは、彼にとって大きな経験となったはずです。
また同じような優勝争いをすることが今後も出てくるでしょう。
そのときに、しっかりと勝ちきることができるようになれば、自ずとメジャー制覇が見えてくるのではないでしょうか。
今後の活躍を大いに期待させる、そんな4日間でした。
まずは4月のマスターズに向けて、それまでに2勝目をあげることを求めたいです。
というか彼ならやってくれるはずです。
頑張れ松山!