GSを獲るために必要なのは本当に実力だけ? ※追記あり※
こんにちは、ch191です。
眠い目をこすりながら最後までガスケ戦を見ていました。
私は第4セット、第6ゲームで40-0から40-40と追い付きながらガスケにキープされたところで、ああ勝負あったなと感じました。
この1戦に関して、様々な分析や意見が出されているのを見ました。
私は専門家ではないですし、そこまで観戦経験が多いわけでもないので、敗因の分析については一概にできない部分があります。
そこで、錦織の今後についての意見に着目をしてみました。
そうすると、GSに関しては「まだ獲るチャンスがある」という見方と、「GSを獲るのは無理ではないか」という見方に大きく二分されていることに気づきました。
私はどちらかというと「まだ獲るチャンスがある」派です。
昨年の覇者ワウリンカを差し置いて優勝候補の4番目にも挙げられていたように、その実力はだれもが認めるところだと思います。
ですが、「獲る実力がある」のと「実際に獲れる」というのは別物です。
GSは1年にたった4回しかチャンスがないのです。
ですので、私は多少の「運」も必要なのではないかと思うのです。
例えば、今行われている全仏を、ナダル以外に獲っているのは現役ではフェデラーとワウリンカのみです。
2009年、フェデラーが獲った時はナダルが4回戦でセーデリングに敗れた、という「幸運」が味方したのは間違いないと思います。(クレーではナダルに2勝13敗)
また、昨年のワウリンカも、準優勝のジョコビッチがQFでナダルと当たり、SFでマレーとフルセットを演じたため、少なからず消耗していたという「幸運」(ドロー運)が味方したと言えるのではないでしょうか。
ドロー運で言えば2014全米のチリッチも同じことが言えるでしょう。
何より、ジョコビッチが全仏を獲れていないことが、多少の「運」が必要であることを物語っているのではないでしょうか。
そういう意味では、今大会はジョコビッチに風が吹いています。
しかし、雨という難敵が日程を狂わせています。
このまま悲願の生涯グランドスラムを達成できるでしょうか。
そして、その「運」を引き寄せるためには、自らの力で上にのし上がることも必要です。
というのも、今のランキングでは1/2の確率でジョコビッチかマレーにQFで当たる山に入りますが、第4シードが取れればその確率は0になり、SFまで当たらないことになるからです。
まさに、人事を尽くして天命を待つ、ということが重要ではないでしょうか。
今年の全米では、第4シードを取れる可能性がまだ十分あります。
そのためにもまずは、ウィンブルドンでQF、できればSF以上まで勝ち上がりたいところです。
チャンスはまだある、頑張れ錦織!
※追記※
最近、テニスカテゴリの記事のコメントに、明らかにブログ主への中傷だと思われるものが目につきます。
様々な意見や価値観があるのは当然のことです。
ですので、相手の意見を尊重した上で、自分の意見を述べるのは全く問題ないと思います。
ですが、ただの中傷になってはならないと思います。
・他者への敬意を忘れず、荒い/感情的な表現を避けたコメントをお願い致します。
コメントを書く際の注意点にもこう書いてあります。
状況がよくなることを願ってやみません。