レースランキング(2016/6/20)
こんにちは、ch191です。
前回小ネタを挟みましたが、今回はレースランキングです。
ウィンブルドン前にもう1大会、250のノッティンガムがありますが、レースランキング上位はほとんど出ていないので、ここまでで一度整理しておきたいと思います。
今回から表形式で表示したいと思います。
rank changeは順位変動、point changeは今週の増加ポイント、minはNon-Mandatoryの最小ポイントです。
それでも去年は優勝ですから、彼にとっては何の問題もないのでしょう。
オープン化後では史上初となる、GS5連続優勝がかかります。
マレーはクイーンズで連覇を飾り、ウィンブルドンへ弾みをつけました。
500ptを加算し、ウィンブルドンでは2位を維持することが確定しています。
ウィンブルドンでは少しでもジョコビッチとの差を詰めることができるでしょうか。
ナダルは3位をキープしていますが、ウィンブルドンは欠場が決まっています。
下位との差も詰まってきており、ウィンブルドンで複数選手に抜かれることはほぼ間違いなく、最悪9位まで落ちる可能性があります。
オリンピック、北米シリーズに向けて、万全の状態での復帰が待たれます。
ティエムはハレでSF(180pt)となりましたが、Non-Mandatoryが高いレベルで埋まっていた(500/250/250/250/180/150)ため30ptしか増えませんでした。
これでNon-Mandatoryの最小ポイントは180ptとなり、250では優勝、500でも決勝に上がらないとポイントが増えない状況に。
とはいえ、シュツットガルトでもフェデラーをSFで破って優勝するなど、芝でもいい戦いを見せています。
ウィンブルドンも楽しみです。
錦織は2回戦で棄権となり、45ptの加算にとどまりました。
とはいえ、ウィンブルドンでR16まで上がれば昨年の芝シーズンのポイントと同じになります。
ですので、この早目の判断がどう出るのか、ウィンブルドンで明らかになります。
現実的な目標はQFでしょうか。
ラオニッチはマレーに敗れて準優勝でしたが、調子は良さそうです。
300ptを加算し、上位との差を大きく詰めてきました。
出場大会こそ少ないものの、出場9大会中7大会でQF以上まで勝ち上がっており、効率良くポイントを稼いでいます。
2年前SFのウィンブルドンでも好成績が期待されます。
ワウリンカは初戦敗退に終わり、ウィンブルドンへ不安が残る結果となりました。
しかしそこはGSに強いワウリンカですから、きっちりと合わせてくると思います。
2年連続で阻まれたQFの壁を突破することはできるのでしょうか。
ゴフィンはフェデラーにQFで敗れ、90ptの加算にとどまりました。
ジョコビッチを除くランキング上位の中では、極端にNon-Mandatoryでポイントが取れていません。
ファイナル争いに踏みとどまるためには、今後Non-Mandatoryでもポイントを取っていく必要があるでしょう。
もしくは、ウィンブルドンでその分をカバーするだけのポイントを重ねられるでしょうか。
それ以下で注目はまずフェデラー。
2大会連続で若手に敗れSFと、4年ぶりに芝タイトルなしでウィンブルドンに臨むことになりました。
果たしてウィンブルドンはどうなるのでしょうか。
そしてそのフェデラーをハレで破って準優勝を果たした19歳、ズベレフが一気に順位を上げて17位に。
エントリーランキングでも自身初のTop30入り(28位)を果たしました。
ウィンブルドンの結果次第ではコールシュライバーを抜いてドイツNo.1プレーヤーになるかもしれません。
それぐらいウィンブルドンでも期待できる存在です。
また、表には入っていませんが、チリッチがクイーンズSFで23位まで上がってきています。
ウィンブルドンは2年連続でQFに入っており、全米オープンも含めて、シーズン後半に強いイメージがあります。
今年もそうなるのでしょうか。
ということで、3位以下はかなり混戦となっていて、全仏同様、ウィンブルドンでも大きくランキングが動く可能性があります。
この中から誰が抜けだすのか、はたまたさらに混戦となるのか。
芝の王者を決める戦いがいよいよ来週から始まります。