いろいろな試算を少し本格的にやってみる。

気の向くまま、いろいろな試算をします。(ゆる~くではなくなってきたのでタイトルを変えました) 基本的にスポーツは何でも見ます。競技によっては人並み以上に知識もあります。 少しでも需要があればいいかなと思いますので、批判も含めたご意見・ご感想をお待ちしています。

全豪8強が決定!シードという観点から見ると。。。

こんばんは、ch191です。

昨日の錦織vsフェデラー、第3セット以外はほぼすべて見ていましたが、やはりすごい試合になりましたね。

近そうで遠い、これが試合を見た正直な感想です。

特に、ここぞというポイントでの集中力と、ショットの引き出しにまだまだ差があると感じました。

第1セット、2ブレークアップから追いつかれてしまった時に感じた嫌な予感が的中してしまったという感じです。

ラコ戦の第2セットのように、せめて6-4で取っていれば、あそこまで流れを持っていかれなかったのではと思いました。

ただ、4セットで終わらせなかったのは間違いなく成長している部分だと思うので、今後の糧になればと思います。

そう、本番はここではなくて全仏ですから!

さて、フェデラー戦はこれぐらいにして、ベスト8の顔ぶれを整理すると…(丸数字はシードナンバー)

 M.ズベレフ vs ⑰フェデラー

⑫ツォンガ  vs ④ワウリンカ

ナダル   vs ③ラオニッチ

⑪ゴフィン  vs ⑮ディミトロフ

という8名となりました。

…ん?上位8シードのうち残っているのはラオニッチとワウリンカだけ!?

そう、近年稀に見るほどの荒れ具合となっているのです。

ご存じだと思いますが、敗退した6人の状況を整理すると…

①マレー   ⇒4RでM.ズベレフに1-3で敗戦

ジョコビッチ⇒2Rでイストミンに2-3で敗戦

⑤錦織    ⇒4Rでフェデラーに2-3で敗戦

⑥モンフィス ⇒4Rでナダルに1-3で敗戦

⑦チリッチ  ⇒2Rでエバンスに1-3で敗戦

⑧ティエム  ⇒4Rでゴフィンに1-3で敗戦

4R敗退の多さが目立ちます。

ちなみに、過去の全豪オープンの上位8シードのQF勝ち上がり数を見てみると…

2016年⇒6/8

2015年⇒7/8

2014年⇒7/8

2013年⇒6/8

2012年⇒6/8

2011年⇒6/8

2010年⇒6/8

2009年⇒7/8

2008年⇒4/8

2007年⇒5/8

2006年⇒4/8

2005年⇒5/8

2004年⇒5/8

2003年⇒2/8

2人しか勝ち上がれないのは、なんと14年ぶりなのです。

さらにここ8年はずっと6人以上が残っており、全豪は「荒れない」ことになっていたのですが…

第1、第2シードが不在となった今、だれが優勝してもおかしくない状況になりました。

8人中、GS優勝を経験していないのはフェデラーナダル、ワウリンカを除く5人。

5人中GS決勝を経験していないのはM.ズベレフ、ゴフィン、ディミトロフの3人。

果たして、GS初ファイナリスト、そしてGS初優勝者は誕生するのでしょうか。